世代間ギャップで考えるソーシャルテクノロジーと日本の未来。

25歳の若手社員がミレニアル世代向け新商品の広告デザインを担当することになりました。若手社員は見込み客に対するサンプル調査を行ったのち、人目を引くグラフィックと一行のキャッチフレーズの美しい広告を作成し、行動喚起としてウェブサイトのリンクを載せました。

若手社員にとって予想外だったのは、50歳の上司が、その広告に製品の機能や強みや利点に関する説明が入っていないと文句をつけたことです。彼はミレニアル世代に対するミニマリズム的マーケティング・アプローチを理解していない上司だと判断して会社を辞めました。

このことは、若手スタッフは批判を受け入れられないという上司の考えを、皮肉にも裏付けることになりました。

世代が異なる人たちが集まる職場では、このようなジェネレーションギャップが必ず起こります。生まれた年代によって価値観が違うため、当然考え方や感じ方も変わるのです。

表のように現役で働く世代はベビーブーム世代、X世代、Y世代、Z世代に分かれます。

上の世代から「最近の若い世代は…」といった言葉を耳にすることはないでしょうか。
ベビーブーム世代とZ世代では働く価値観やコミュニケーション方法が全く違います。普通にしていれば隔たりが生まれるのはむしろ当然と言っても過言ではありません。

では世代間ギャップを縮めるにはどうすればよいでしょうか。

まずは上の世代が下の世代のことを理解することが重要です。「常識に合わせろ」「これが当たり前だから」と下の世代に上の世代の常識を押し付けるのではなく、上の世代が下の世代の価値観や考え方を知る必要があります。そのためにも、コミュニケーション方法を考える必要があります。

ここで、手法の一つとしてサーバントリーダーシップをご紹介させていただきます。

サーバントリーダーシップの概念は「まず相手に奉仕し、その後にチームを先導するリーダーシップを発揮する」という哲学です。サーバントリーダーは、奉仕や支援を通じて、周囲から信頼を得て、主体的に協力してもらえる状況を作り出します。

現代は個人の多様な価値観が重視される時代です。そのような時代に育った若い世代に対して支配型のリーダーシップを発揮しても通じ合うことは困難でしょう。

年上の世代が年下の世代に興味を示し、しっかり意見を聞く密なコミュニケーションと信頼関係を築くことが大事です。

相手を知る手段としてソーシャルテクノジーを活用することは有用な手段です。若い世代はSNSを通じて自身を表現することに慣れ親しんでいます。友達とのコミュニケーションもテキストベースで行うことが当たり前です。

これはプライベートな時間を確保しつつ、多くの人と接すことができる理にかなったコミュニケーション手段と理解できるのではないでしょうか。

上の世代ほど対面のコミュニケーションに拘りがあります。相手の表情や言葉のニュアンスなど肌感を重要視しているからでしょう。しかし、それではプライベートな時間を重視したい若い世代と時間を合わすのが大変です。

確かに顔を合わせてコミュニケーションを図ることは大事です。相手との距離感も縮まりやすいでしょう。

しかし、今は全て対面で行う必要がない時代となってきました。
SNSなどのツールを利用することで今まで以上に相手の情報や意見を見たり、聞いたりできます。
事前にさまざまな情報を知ったうえで対面でコミュニケーションを取ると今まで以上にお互いの距離が近くなるのではないでしょうか。

今では社内向けのコミュニケーションツールがたくさんあります。
Facebookのようにさまざまグループを立ち上げてコミュニケーションを図れたり、Twitterのように呟いたりと時間に捕らわれないコミュニケーションが社内でも可能です。
個々のプロフィール欄を充実させることで相手の「趣味・嗜好」「苦手なこと」「好きなコミュニケーションスタイル」を把握することもできます。

宣伝とはなりますが「Beat Shuffle」という社内コミュニケーションツールを販売しておりますのでご興味のある方はクリックしてみてください。
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また、今では当たり前となっている対外的なクレド(企業理念や信条)がありますが、社内向けに作成してみても良いでしょう。ぜひ社員一人ひとりが幸せで、楽しく活動できるクレドを考えてみてください。

ソーシャルテクノジーを活用した企業の在り方について、動画も用意しております。ぜひご視聴ください。