クリエイティブ集団の働きやすい職場づくり
- 流通・小売
- 2,000ユーザ
- 本社・支店との情報共有
- コミュニケーション活性化
目的
- 本社と店舗間の円滑な情報共有
- 社員にとって働きやすく、働きがいのある職場をつくる
- 全社員に企業理念を浸透する
導入背景
株式会社バルス(以下、バルス)では2010年2月に、Francfrancを始め5つのリテールブランドを国内外132店舗運営し、アジアに向けた出展を進めると共に、国内でも路面店出展に注力している。
そして、社内コミュニケーションの促進と福利厚生の観点から、働きやすい、働きがいのある職場環境を実現する仕組みづくりを検討していた。社内コミュニケーションの促進という観点からは、正社員、契約社員、アルバイトなど異なった立場の人間同士では、表面的な人間関係にとどまり、社内のネットワークが構築されていなかった。一方、福利厚生からの観点では、全国140店舗で働く全社員に対し、物理的なサービスを提供することは厳しいが、コミュニケーションの場を提供することによって、社員自らが働きやすく、働きがいのある職場に作り変えていくことで、福利厚生を充実することができると考えたからである。そこで、検討の段階で、職種、性別、時間、場所を超えて、社員が自由にコミュニケーションを図れる「場」の提供が効果的であるとの考えから、社内SNS「Beat Office」を新しい情報基盤として選定した。
導入効果
主に活用されている機能はコミュニティである。全国に広がる各店舗にコミュニティを立ち上げて、本社と店舗間の情報伝達を密に行うことにより、店舗が本社(または本社が支店)からの情報をタイムリーに取得できるようになった。コミュニケーションの活性化だけではなく、取扱い製品ごとのコミュニティを通して、各製品がどういう思想・考えのもとに企画、製造されたのかというより詳細な情報が掲載され、セールストークの媒体として利用されている。
社内SNS導入以前では、商品の動向や顧客満足度調査を実施後、商品部門へフィードバックを重ねていたが、社内SNS導入後には、店舗スタッフが現場で掴んだ顧客ニーズを自発的にリアルタイムに伝播することがあり、商品開発にも活かされている。
株式会社バルス
- 企業名
- 株式会社バルス
- 所在地
- 東京都渋谷区神宮前
- 業種
- 流通・小売
- ユーザ数
- 約2,000名(アルバイト、契約社員含む)
- URL
- http://www.bals.co.jp/
選定理由
- モバイル対応実績
- 女性スタッフに使いやすいユーザーインターフェース
- 自社の業務や利用目的に合ったカスタマイズが容易